概要
新型コロナウイルスの感染拡大が収まりませんね。
お仕事はリモートワークで両親は在宅、お子さんは休校・休園でこれまた在宅、3食自炊で食材がどんどん減っていく…
Stay Home分かっちゃいるけど買い物行かなきゃ!という方は多いでしょう。
いくらパルシステムやCoopの宅配が強くても、このご時世とうとう欠品が増えてきてしまい、我が家もとうとうスーパーに行かざるを得ない場合が出てきています。
そんな皆さんに一言、
現金は皆さんの手元に渡るまでどのような経緯を渡ってきたか全くわからず、超!不衛生です。

現金が不衛生である理由
想像してください。
コンビニのレジで千円札を一枚出そうとしたものの、手が乾燥して滑ってしまいうまく一枚が取れない方…
さてその方は次にどうしますか。そう、指をなめて濡らして、千円札を取りますよね。

その千円札はコンビニのレジで受け取られたあと、次の人のおつりに使われるわけです。

そう、現金は不衛生なんです。
つまり、現金を使うこと自体がリスクになっているわけですね。
米コロラド銀行協会によると、1枚の紙幣には3000もの様々な細菌が存在する可能性もあり、1000回以上も受け渡しが行われているそうです。
海外の対応
- ドイツ
ドイツは欧州内では比較的保守的な部分があり、未だに現金が強くキャッシュレスがあまり進んでいない国のひとつです。
メルケル首相はその習慣を破り、最近になって食料品店での支払いにカードを使用させ、レジ係との直接の接触を制限しました。
- 中国・韓国
感染が最初に広まった中国では、中央銀行が汚染の可能性がある紙幣の消毒を指示し、14日間にわたる封鎖後には、新しい紙幣のみを流通させました。韓国も同様の対策を講じたとそうです。
- アメリカ
FRB(連邦準備制度理事会。日本でいう日銀)は「現金によるウイルスの伝染を過度には懸念しておらず、人と人との接触を通じて広がると判断している」とコメントしています。
しかし、一方で紙幣を廃棄しないとしても、清潔な紙幣の「緊急時用在庫」の準備は整っており、判断が変わった場合に備えて「米疾病予防管理センターと密に連絡を取り合って」いるともコメントしました。

コロナウイルス対策にキャッシュレス決済を
少しでも感染リスクを下げるため、現金決済にこだわるのは止めましょう。
キャッシュレス決済と言っても色々種類があるため混乱しそうですが、要は「現金以外の決済」すべてを指します。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
感染リスクを減らすためのキャッシュレス決済活用方法
より安全にキャッシュレス決済を使うには、以下の方法に留意しましょう。
電子マネーやスマホ決済を選ぶ
△ クレジットカード・デビットカード
カードをレジの店員に手渡し、POS端末に暗証番号を入力する必要があるため、あまり感染リスク軽減には繋がりません。
〇 電子マネー・スマホ決済
こちらであればモノのやりとりが発生しないのでOK。
スマホ決済の場合、ストアスキャン方式の方がリスクはやや少なくできます。ユーザスキャン方式だと、レジでの対面やり取りが発生するので、安全度はやや劣りますね。
ストアスキャン、ユーザスキャンについてはこちらの記事を参考にしてください。
チャージは現金以外で
これは当たり前。現金を使うことによるリスクを軽減させたいのに、現金でチャージしてしまっては意味がありません。
公共料金などの支払いには請求書払いを利用する
PayPayやLinePayでは便利な請求書支払いサービスがあります。
お住まいの自治体が請求書支払い可能であれば、ぜひ活用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
たとえ完璧ではなくても、キャッシュレス決済は感染防止の一助になるはず。
せっかく身近に防衛策があるのだから、できることをして身を守りましょう。
